資格取得

【大学生必見】新卒就活が有利になる資格5選!資格を取得して就職を有利に進める!

新卒就活が有利になる資格5選
本記事で紹介していること

新卒就活を有利に進めるために、大学生が取得すべき資格について紹介します。特に新卒就活で周りと差をつける5つの資格について解説します。

新卒就活は人生を左右する大きなイベントであることは間違いありません。全員一列で横並びの新卒就活では、資格の取得の有無で簡単に差をつけることができます

新卒就活で悔しい思いをしないためにも、時間に余裕のあるうちに資格取得を目指すのはとても良い選択肢です。

この記事では新卒就活に向けて大学生にオススメしたい資格5選を解説します。

合格ペンギン

資格の取得は自己の努力を証明にもなるので、1つは必ず取っておきたいですね!

新卒就活で差がつく資格とは?

まずは新卒就活で差がつく資格とそうでない資格を判断する基準について解説します。この基準は記事では紹介しない資格に関しても判断する基準になるので是非活用してください。

合格ペンギン

資格は何を取っても変わらない気がするんですけど?

資格くじら

資格には履歴書に書くことができる資格と書けない資格があるのじゃ。特に書くことのできる資格の中にも評価される資格もあればそうでない資格もあるのじゃ。

例えば業種にもよりますが、「普通自動車免許」の資格は履歴書に書くことができますが、評価されない資格に当たります。その理由は下記で紹介していきます。

実業務で役立つ

評価される資格の基準として実業務で役立つかどうかが挙げられます。例えばIT系の資格や経営系の資格であればほとんどの企業の業務と関わりがあります。さらに自己の考え方を磨くことにも繋がるため、資格を取得、または勉強したかどうかで説明する力やプレゼンする力を伸ばすことができます

例えば「普通自動車免許」や「調理師免許」などは実業務で役立てる場面が少ないと言えます。一方で特定の業種であれば、建設業ではトラックなどを動かすためのマニュアルの普通自動車免許」、食品業界であれば料理に関して考える「調理師免許」は役立つと言えます。

どの資格を選ぶかは自分が進みたい業界やその業務から逆算して考えるようにしてみてください

資格くじら

新卒就活では業界を絞らず企業に応募する場面もあるぞ。そういう時にはどの業界でも汎用的に役立てることのできる資格を選ぶのじゃ!

合格ペンギン

面接官に実際の業務新人研修でどんなことをするのか聞いてから逆算すると良いかもしれませんね!

資格くじら

「なぜその資格を取得したか」は面接官からよく聞かれる質問じゃな。目的意識を持って資格を取らないとせっかくの資格が勿体無いぞ!

資格の取得難易度が高い

資格の中には評価される資格とされない資格があり、その基準に取得難易度の高さがあります。例えば「普通自動車免許」であれば資格取得にかかる費用は高いものの、取得の難易度を考えるとほとんどの人が最終的には合格し取得できる資格であると言えます。さらに大学生の多くが持っている資格であるため、周りの就活生と差をつけることができません

資格の取得の意義には、その資格を持っているかの側面と、その資格を取るための努力が評価されるという側面があります。取得すべき資格を選ぶ際にはその資格の合格率に注目すると良いかもしれません。合格率が低いほどその資格の難易度が難しいということになるため、取得できれば採用側から評価されることになります。さらに取得できなかったとしても自信の資格取得に向けた努力を話すきっかけになります。

取得までに時間がかからない

資格を選ぶ際には、取得までにどれくらいの時間がかかるかも大切な基準になります。新卒就活において資格の取得は大事ですがそれ以外にも大切なことがいくつもあります。例えば企業や業界の研究自己分析インターンシップ参加OB訪問など様々なイベントを乗り越えなければなりません。資格の取得だけをすれば新卒就活がうまくいくわけではないのです。

合格ペンギン

資格取得以外のイベントも新卒就活では手を抜いてはいけないってことですね!

資格くじら

採用側は個人を総合的に見て判断しているのじゃ。資格の取得はあくまで有利に進めるための要因であって、それだけで全てが決まるわけではないのじゃ!

そのため、取得する資格を選ぶ際には資格の取得までにどれくらいの時間がかかるか調べるようにしましょう。例えば大学1〜2年生であれば時間にかなりの余裕があるため、難易度が高く、取得までに時間がかかる資格を選択すると就活時にかなり有利になるでしょう。大学3年生で就活中の方であれば取得までの時間が短くても評価されやすい資格を選択するようにしましょう。

新卒就活で取得すべき資格5選

ここからは新卒就活で大学生が周りと差をつけるために取得すべき資格を5つ紹介します。紹介する資格は上記で解説した「差がつく資格の基準」から判断しています。

ITパスポート

「ITパスポート」はほとんどの企業や業界で役立つIT知識を身につけることができる、とてもオススメな資格です。現代社会ではITを使わずに業務することはほとんどできません。「ITパスポート」は取得した個人がITに関する知識を持っているかの証明になります。様々な企業の新人研修でも取り入れられている部分が出題範囲なため、採用側にメリットがわかりやすいのもオススメできるポイントです。

資格の取得には約100時間必要

「ITパスポート」の資格の取得には約100時間ほど必要です。1日2時間勉強したとすると約2ヶ月ほどかかります。大学3年生の就活中の方でも取得を目指しても良いかもしれません。

合格率は50%前後

「ITパスポート」の合格率は50%前後で推移しています。そのため難易度に関しても申し分ないと言えます。空いた時間に勉強し、他の就活生と差をつける良い機会になるかもしれません。

この記事で紹介する資格の中で、「ITパスポート」が最も資格取得にかかる時間が少なく、最も効率よく取得できる資格です。就活中の学生で資格取得を目指すなら是非「ITパスポート」の資格取得を目指すことをオススメします

基本情報技術者

「ITパスポート」の資格のワンランク上の資格に「基本情報技術者」があります。「基本情報技術者」は「基礎」と名前についていますが、ITに関する広い知識が求められる資格になります。IT業界であれば新卒1〜2年目に取得を要求されるレベルの資格であるため、新卒就活時に持っていると多く有利に働くでしょう。

https://shikaku-antenna.com/it/fundamental-information-technology-engineer/fe-overview/

資格の取得には約150時間必要

「基本情報技術者」の資格取得には約150時間必要です。さらに数学的知識や理解も求められるため、文系の方であると200時間ほど必要かもしれません。大学1〜2年生であれば文系の方であっても是非オススメしたい資格です。

合格率は20%前後

「基本情報技術者」の資格の合格率は20%前後とやや低く、取得が難しい資格です。そのため資格を取得していれば新卒就活で大きく有利に働きます。採用側からも資格とそれに向けた努力が大きく評価されます。

合格率は低いものの、勉強法や対策が確立されている資格であるため、大学生のうちに是非取得をオススメしたい資格です

簿記2級

簿記は売上や原価の数字を読むスキルを身につけることができる資格です。簿記を学ぶことでビジネスや企業活動を定量的に把握することができます。知名度はもちろん、ビジネス資格の中で最も人気な資格です。

一方で簿記資格に関しては履歴書には大抵の場合、簿記2級」以上から書くことが推奨されています。それは簿記3級が対象とする企業活動が個人で経営するお店など小規模の企業を出題範囲とした資格なためです。さらに簿記3級と簿記2級では合格のしやすさに差があるからだと言えます。

資格くじら

正式名称は「日本商工会議所及び各地商工会議所主催簿記検定試験」じゃ。履歴書には「日商簿記検定試験○級」のような書き方をするのじゃ。

資格の取得には約300時間前後、期間は5ヵ月程度

「簿記2級」の資格取得には約300時間前後、期間は5ヵ月程度必要です。他の資格に比べて資格取得にかかる時間は長いと言えます。そのため新卒就活の面接では資格取得までにかかった努力をアピールするチャンスになります。

合格率は25%前後

「簿記2級」の合格率は25%前後であり、やや難しい資格の部類に入ると考えられます。一方で合格率は回によって差が大きいのも事実です。

総合的に見ると「簿記2級」は大学1〜2年生であれば大学生活の4年間を生かして取得にチャレンジすると良い資格です。

FP2級

簿記の資格と並んでビジネス系の資格で人気があるのが「ファイナンシャルプランナー」、通称「FP」です。「FP」が対象とするのは税金投資住宅ローンなどお金にまつわる活動です。企業の活動が営利活動である以上、「FP」はどの業職種でも役立つ技術やスキルを身につけることができます。

「FP」の資格の中にも国家試験である「FP技能士」と民間の日本FP協会が運営する資格である「AFP・CFP」が存在します。新卒就活では出題範囲や難易度、知名度を鑑みると国家試験である「FP技能士」の資格取得をオススメします。

「FP」も簿記資格と同じように履歴書に書く場合には「FP2級」以上が推奨とされています。これは出題範囲や難易度を総合的に判断し、資格としてアピールするなら2級以上必要だと言われているからです。

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ちなみに「ファイナンシャルプランナー」は資格の名前ではなく職業・職種の名前じゃ。正式名称は「○級ファイナンシャル・プランニング技能士」で履歴書にもそう書くのじゃ。

資格の取得には約300時間前後、期間は5ヵ月程度

「FP2級」の合格には約300時間前後、期間は5ヵ月程度必要です。この勉強時間は「簿記2級」と同程度のものです。資格取得にかかる時間は長いため、新卒就活の面接では資格取得までにかかった努力をアピールするチャンスになります。

合格率は学科試験で40%前後、実技試験で50%前後

「FP2級」合格率は学科試験で40%前後、実技試験で50%前後を推移しています。同時に受験した受験者のうち40%前後が合格しているようです。合格率に関しては標準だと言えます。

「簿記」と「FP」だとどちらの取得を目指すべきか

一概にどちらの資格の方が有利不利ということはありません。資格を取得を目指す場合、ただ資格を取りたいから勉強するというわけではなく、将来の自分から逆算して資格を取得するのが理想的です。新卒就活の面接でも「なぜその資格の取得を目指したか」はよく聞かれる質問です。

企業の経営・営利活動を定量的に分析したい場合には「簿記」の資格個人の生活や税金、ライフプランについて分析したい場合には「FP」の資格を目指すのがそれぞれオススメです。

宅建

「宅建」は不動産取引に関する知識を問う資格です。不動産と聞くと、就職活動とは少し無縁な風に聞こえますが、全くそんなことはありません。不動産が関わる業界はとても広く、不動産業界はもちろんのこと、金融業界、保健業界、建設業界など幅広い業界と繋がりがあります

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不動産が関わる業界はどれも高年収なことが多いですね!

不動産に関する知識を学生のうちから持っていることは、他の就活生と大きな差となり、上記の不動産と関わりのある業界では大きく評価される要因となります。一方で年に1回しか資格取得のチャンスがないため注意が必要です。

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ちなみに「宅建」の正式名称は「宅地建物取引士資格試験」じゃ。履歴書に書く際には「宅地建物取引士」と書くのじゃ。

資格の取得には約400時間前後、期間は6ヵ月程度

「宅建」の取得には約400時間前後、期間は6ヵ月程度必要です。これは他の資格に比べると勉強時間がやや長いと言えます。その分就職活動では大きなアピールポイントとなり、有利に働きます。

合格率は15%前後

「宅建」の合格率は約15%前後とやや低い合格率です。一方でその分、資格取得を目指す価値のある取得だと言えます。不動産業界などを目指す際には、例え資格を取れなかったとしてもそれまでの勉強内容はアピールする価値のある知識になります。

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資格取得を目的ではなく、勉強するための手段と考えるのが良い姿勢じゃぞ!

(番外編)TOEIC

最後に、資格とは言えないかもしれませんが新卒就活で重要な要因となるのが英語力を測る「TOEIC」です。ほとんどの企業のES(エントリーシート)では「TOEIC」の点数を聞かれることが多いのではないでしょうか。「TOEIC」の点数は新卒就活はもちろん内部での昇進なども左右することもあります。もし、自信の将来像が思い浮かべていない場合には「TOEIC」で高得点をとることを目指すのが良いのではないでしょうか

合格ペンギン

グローバル化が進む社会で英語の重要性はますます上がってます!

資格くじら

「TOEIC」の点数は高ければ良いが、低い場合には悪いアピールになってしまうかもしれないから注意が必要じゃな!

まとめ

いかがだったでしょうか。

本記事でまとめたポイントについておさらいしておきます。

  • 取得する資格を選ぶ際には実業務で役立つか、難易度、勉強時間に注意する
  • 資格の取得は取得までにかかった勉強時間も面接でアピールできる
  • 自分の将来像から逆算して資格を選ぶのがオススメ

新卒就活は自分の将来を決める大事なイベントです。資格の取得は就活で役に立つだけではなく、将来の自分自身の仕事の幅を広げるチャンスになります

合格ペンギン

自分の将来がまだ定まらないなら「ITパスポート」を勉強してみるのが良いかもしれませんね!

資格くじら

この記事で紹介した資格はどれを目指しても将来損することはないぞ!

これを機に、是非資格の取得のための勉強を始めてみてください!