G検定に合格するための勉強法について紹介していきます。特に試験直前で追い込まれている方に向けて、合格率がアップするような効率的勉強法について解説していきます。
AIやデータサイエンスという言葉がよく新聞やメディアに紹介されるようになりました。それに伴って「G検定」という資格の注目度も上がっています。
記事を読まれている方の中にはG検定を既に応募している方もいるかもしれません。
この記事ではG検定の試験直前、対策が不十分で合格が危ぶまれている方に向けてギリギリでも合格率を上げる勉強法について解説していきます。
G検定に応募したのに何も勉強していないです!受験料が無駄になってしまいます!
慌てるのは早いぞ!この記事で効率的勉強法を教えていくぞ!
G検定については下記の記事で紹介しています。
G検定の合格に必要な勉強内容と勉強時間
まずは一般的に必要なG検定の勉強内容と勉強時間について紹介していきます。
G検定の勉強内容
G検定ではAIに関する歴史からAIの種類まで幅広い分野が出題されます。
具体的な出題範囲は以下のようになります。
- 人工知能(AI)とは(人工知能の定義)
- 人工知能をめぐる動向
- 探索・推論
- 機械学習・深層学習
- 人工知能分野の問題
- トイプロブレム
- フレーム問題
- 弱いAI・強いAI
- シンボルグラウンディング問題
- 特徴量設計
- チューリングテスト
- シンギュラリティ
- 機械学習の具体的手法
- 教師あり学習・教師なし学習
- 強化学習
- データの扱いと評価指標
- ディープラーニングの概要
- ニューラルネットワーク・ディープラーニング
- CPU・GPU
- 活性化関数
- 学習率の最適化
- ディープラーニングの手法
- CNN
- 深層生成モデル
- 音声処理と自然言語処理分野
- RNN
- 深層強化学習
- ロボティクス・マルチモーダル
- モデルの解釈性と対応
- ディープラーニングの社会実装に向けて
- AIプロジェクトの計画、データ収集、加工・分析・学習、実装・運用・評価
- 法律・契約
- 倫理、現行の議論
このことから、出題範囲がかなり広いのがわかります。
G検定の受験料は13,200円(税込)じゃ!学生ならその半額で受けられるぞ!
落ちたら痛い出費になりますね…もう一度受けるやる気は起きなそうです…
G検定の合格に必要な勉強時間
G検定の合格に必要な勉強時間は30時間〜50時間と言われています。同じIT系の資格である基本情報技術者試験の勉強時間が200時間であることを考えると、かなり低いと言えます。
何で勉強時間が少ないのでしょうか?
G検定の試験は持ち込みがOKな試験だからじゃな。暗記をするよりも知識を使いこなす技術の方が求められる試験と言えるぞ。
G検定は勉強することも大切ですが、試験中の立ち回りも重要な試験です。裏を返せば試験中の立ち回りが上手ければ少ない勉強時間でも合格が十分に可能な資格と言えます。
試験直前で追い込まれている方に希望が見えてきたのではないでしょうか。
試験直前に追い込まれた方向けの勉強法
ここからは実際に試験直前に追い込まれた方向けの勉強法について解説します。
参考書は必ず買う
まず参考書を1冊は手元に置いて試験を受けるようにしましょう。テスト中はインターネット検索を利用することができますが、実際に自分の求める情報まで行き着くのは時間がかかります。
参考書があれば、その索引から素早く目的の情報に行き着くことができます。手元に置く参考書は問題集型よりも教科書型の参考書をオススメします。
深層学習教科書 ディープラーニング G検定(ジェネラリスト)公式テキスト 第2版
こちらの参考書は公式から出版されている教科書なため、まず購入して間違いはないでしょう。
最短突破 ディープラーニングG検定(ジェネラリスト) 問題集
赤本とも呼ばれるこちらの一冊、教科書と問題集がセットになっているため両方の勉強が可能です。G検定の1つ上の資格、「E資格」の合格率が94.4%、株式会社AVILENが執筆しているため、信頼のおける一冊です。
すぐに購入して、すぐに勉強を開始するのじゃ!
カンペシートを作成する
実際のG検定の試験では220問の問題を120分間という短い時間で解く必要があります。時間的には1問を30秒以内で解く必要があります。
これだけ少ない時間で素早く特にはカンペシートを作るのが必須となるでしょう。カンペシートには出題されそうな単語や自分がどうしても覚えられない部分を書き留めておいてください。
カンペシートを作るとき、「Excel」などの検索機能のついたアプリを使うことをオススメします。どこに書き留めたか忘れてしまった際にも検索機能を使うことですぐに見つけることができます。
カンペシートを書くことでも知識の定着に繋がりますね〜!
練習問題を解きまくる
資格試験を受けたことのある方なら、練習問題を解く重要性にお気づきかと思います。練習問題を解くことは自分の気づいていない弱点を見つけるきっかけになります。
G検定は他の資格とは違い、過去問が公表されていません。そのため練習問題では他の出版社や会社が出している予想問題を使うことになるでしょう。
購入した参考書に問題集がついている場合にはまずそちらを試すようにしましょう。
無料で使えるサービスとしては Study-AI というものがあります。こちらは練習問題を300問解くことができるため、試験対策として十分効果があるでしょう。
練習問題でわからなかった部分は必ずカンペシートに記入して知識を定着させましょう。
参考書を読むインプットと問題を解くアウトプットのサイクルで合格がグッと近づきますね!
資格のオンライン講座を受講する
最後にオススメしたいのが資格のオンライン講座を受講することです。
お金はかかってしまいますが、資格を取ることで受けるメリットを考えると十分に元は取れると思います!特に転職を考えている方は、画像解析や人工知能および機械学習の知識・技術力があるという証明にもなるG検定の資格は保有しておいて損はありません。
アイデミーの無料で受けられるオンライン相談会などを活用して、自分が何をすべきかプロに教わるというのも一つの手段です。
AIエンジニアの需要は年々高まっており、年収が1000万を超えるケースもあります。興味を持った今だからこそ挑戦してみるのも大切な事かもしれません。
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まとめ
いかがだったでしょうか。この記事で紹介したことをまとめます。
- 参考書を必ず手元に用意して試験を受ける
- 試験用のカンペシートを用意、検索機能のついたアプリがオススメ
- 練習問題を必ず解く
- お金があるなら資格講座を受講する
G検定は事前準備をしっかりすれば合格できる試験じゃな。
少ない時間でも合格できそうです!スキル獲得、キャリアアップを目指す方にはぜひオススメしたい資格ですね!
この記事を機会にぜひG検定の勉強を頑張ってみてください!