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簿記検定で使える電卓の条件とは?簿記学習にマストな電卓の選び方とオススメの電卓を紹介!

簿記に適した電卓をオススメ
本記事で紹介していること

簿記学習や簿記検定に必要な電卓の選び方について解説しています。電卓選びのポイントや、おすすめの電卓もあわせて紹介していきます。

今回の記事では、簿記学習に使う電卓の選び方を解説します。

初めて簿記3級を受験する人にも、簿記2級・簿記1級にステップアップするので買い替えたい人にも、一生使いたくなる機能とあわせて、イチオシの電卓を紹介します。

簿記検定について詳しく知りたい方は、こちらもあわせてご覧ください!

https://shikaku-antenna.com/accounting/bookkeeping/b-3/textbook-for-b3/

初めての「電卓」選び方

はじめに、簿記学習のために電卓を購入する際の「大切なポイント」をご紹介します。

簿記検定で使える電卓

簿記の学習では、実務電卓と呼ばれる経理用の電卓を購入することをオススメします。

実務電卓には、次のような機能がついています。

  • 日数計算
  • 時間計算
  • 換算機能
  • 税計算機能
  • 検算機能

これらの機能は簿記の学習でも使うシーンがあります。

ただし、簿記検定試験で禁止されている機能もあるので要注意です。

  • 印刷機能
  • 音声ガイド
  • 関数計算
  • 辞書機能

これらを搭載した電卓は持ち込むことができません。

持ち込んだ場合は、試験監督から使用を止められます。手書きでひっ算することになるので、注意しましょう。

電卓の機能

簿記受験生は、機能も知っておきましょう。

GT(グランドトータル)機能

計算結果(=)を集計して総合計で表示する機能です。

M(メモリー)機能

「M+(メモリープラス)」「Mー(メモリーマイナス)」は、加算減算の結果を一時的に記憶しておく機能です。

「MR(メモリーリコール)」は、「M+」「Mー」で一時的に保存した値を呼び出す機能です。

これらの機能をまとめてメモリー機能と呼びます。

12桁表示のもの

簿記の学習では、大きな桁を扱います。12桁表示の方が10桁表示よりも見やすいです。

キーロールオーバー機能

連打したときに、指を離さないうちに次の数値を打っても正確に認識する機能です。この機能がない電卓は、ゆっくり打たなければ反応しなかったり、誤入力となったりします。

滑り止め

電卓と手首は同じ位置に固定し「5」を中心にして打ちます。滑ってしまうと、それだけで打ち間違えをします。パソコンのキーボードが動くと使いづらいのと同じです。

サイレント機能

数字を打ち込んだときに、カタカタと無駄な音が出ない機能です。同じ教室で学習する周囲への迷惑防止にもなります。

これらの条件が揃うものを探しましょう。

簿記講座の中でも、メモリー機能やグランドトータル機能を使っていますので、実践的な機能です。経理の仕事では、もちろん欠かせないものです。「あると便利」「なくてもどうにかなる」機能ですが、あるに越したことはないでしょう。

電卓選びのポイント

では、電卓を選ぶときにチェックするポイントを紹介します。

電卓の大きさ

電卓の大きさについては、自分の手の幅と同じくらいまたは、少し大きなものがよいです。小さすぎるものは打ち間違えが増えます。

メーカー

カシオまたはシャープのものをオススメします。

スクール講師の中でも、カシオ派かシャープ派か分かれているようですが、最初に慣れたものをずっと使っている人が多いとの事です。

簿記学習で登場する年金減価係数など、電卓機能を使う論点では「カシオではこのように入力しましょう」「シャープではこのように入力しましょう」等、その都度指導してくれる講師もいるとか。

簿記講座でも、カシオとシャープの電卓を使っていることを前提に指導されるくらいです。

やはり、この2メーカーにしておけば間違いありません。

キーの配置

カシオとシャープでは、やや配置が異なるので、はじめに購入したものを簿記2級へのステップアップや実務で利用するケースがほとんどです。

仕事や勉強で電卓を使う人は、予備用として同じものを2台もっている人が少なくありません。

通学講座の場合、鞄にいれておく電卓と、自宅学習用で分けている人もいます。家に電卓を忘れてスクールのものを借りると、想像を超える使いにくさを感じます。

おすすめの電卓を解説&紹介

最後に「簿記学習に便利な機能」を満たし、かつ、「禁止機能が搭載されていない」優秀な電卓をおすすめします。簿記検定を受験するにあたって事前に購入しておくと良いでしょう。

適さない電卓

小さくて軽量のものは、簿記学習には適していません。理由は「画面が小さく読み辛い」こと、「連打ができない」ことによりミスにつながるからです。

価格帯3,000円~がスタンダード

電卓は3,000円以上で選びましょう。

簿記スクールの窓口では、3,000円~7,000円前後のカシオとシャープの電卓を受付で販売しています。この価格帯より低価格なものは、やはり軽すぎて安定しなかったり誤入力につながってしまいます。

3,000円台から購入できる、おすすめの電卓を紹介します。

これさえ買っておけば間違いなし!オススメの電卓を紹介

【CACIO派ならこれ】カシオ「本格実務電卓」

こちらの電卓は少し大きめですが、使いやすさに定評があります。実際に実務で使っている方も多くいますので、簿記の学習や検定に安心して使えるカシオの電卓と言えるでしょう。

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【SHARP派ならこれ】シャープ 「実務電卓 ナイスサイズタイプ」

キーを底まで押し込まなくても、軽いタッチで入力することができ、さらにコンパクトサイズなので非常に扱いやすい電卓となっています。シャープ製品を信頼している方はこちらの電卓でもよいでしょう。

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シャープ(SHARP)
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上で紹介した電卓も、この電卓も、各メーカーを代表する実務電卓ですので信頼できます。メーカーは好みで選ぶと良いと思います!

【高価格だけど支持絶大】カシオ「プロ用実務電卓」

この電卓は、素晴らしい電卓です。スムーズなタッチで流れるように計算でき、指のひっかかりもほとんどありません。学習時代に使い始めて経理職についてからも、同じシリーズを愛用している人が沢山います。

ただ、移動中などスキマ学習には下で紹介する電卓が便利です。こちらも購入するならば、メイン使用している電卓と同じメーカーを選びましょう。配列の違和感なく使えます。

【スキマ時間学習におすすめの電卓】カシオ 「パーソナル電卓 時間・税計算 手帳タイプ 10桁 SL-310A-N

こちらはコンパクトサイズ(手帳タイプ)の電卓となります。2台利用想定で、カシオでメイン電卓を使っている場合は、同じカシオで選びましょう。シャープの場合は勿論同じようにシャープを選んでください。

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まとめ

本記事では、簿記学習にマストな電卓の選び方を紹介しました。ポイントをまとめておきましょう。

  1. 簿記検定に使う電卓の条件に注意する
  2. 電卓の機能にはメモリー機能などがある
  3. カシオかシャープの電卓がおすすめ!

電卓選びには、このようなポイントがあります。使いやすい電卓選びの参考になれば幸いです。

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